理想郷的ジュブナイル世界で癒やされる、アニメ『一週間フレンズ。』 | やぎおインフォ  
   
               
   

理想郷的ジュブナイル世界で癒やされる、アニメ『一週間フレンズ。』

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『月刊ガンガンジョーカー』(スクウェア・エニックス)で葉月抹茶さんが連載している漫画作品。2014年4月期にアニメ化され、先日最終回を迎えました。

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ジュブナイル期には、誰にでも、ひとつやふたつ、何かしら後悔するような出来事、やれなかったことがあると思います。また、現実に追われる一方で、ジュブナイルのころのピュアな気持ちを思い出したいと思うこともあるでしょう。

『一週間フレンズ。』は、そういった個人的な体験を呼び起こして、ソフトな癒やしを与えてくれる一作です。

ストーリーやセリフに矛盾があるため、世界観に没入できないというコメントをされている方もいますが、そんなことを気にする必要は、ぼくはないと思います。だって、このアニメの効用は「癒やし」なんですから。斜に構えず、真っ正面から癒やされにかかりましょうよ。

ちなみに…、藤宮の障害は、一般的な人間が多かれ少なかれ、基本的ステータスとして持っているものだよな、と思いました。さっさと忘れて次に進めるし、都合のよいことを残して過ごしたほうがハッピーですし。月曜日にリセットというのも、現実の子ども・大人両方がリセットしたいタイミングです。作者の暗喩が込められていると読むこともできますね。

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