集中力・記憶力を高めたいなら食事量を少なめに | やぎおインフォ  
   
               
   

集中力・記憶力を高めたいなら食事量を少なめに

腹八分目、という言葉がありますよね。腹一杯食べると、健康によくないので、8割ぐらいでやめておきましょう、という意味です。
食べ過ぎはよくないですね。でもぼくは、八分目ですら食べ過ぎではないかと思うときがあります。それは、勉強・学習をするときです。

おそらく個人差や年齢、性別によって違いがあると思いますが、ぼくの場合はお腹が空いているときのほうが勉強に集中できます。腹ゼロ分目から腹四分目ぐらいが勉強には最適とさえ思っているのです。

朝昼晩、自分の必要量と相談して食事量を調整

実際の、ぼくの勉強スタイルを紹介します。

まずは朝。5時または6時には起きます。早起きです。起きたら少し時間をかけて体を動かしたり、ラジオ体操をして体をほぐします。そして、体がほぐれたら筋トレです。

一連の運動を終えるとだいたい目が覚めていますから、勉強を開始します。おなかの中を空っぽにしたまま、です。3~4時間は空っぽのまま過ごします。つまり腹ゼロ分目ですね。勉強に一区切りがついたところで朝食ですが、朝食はかなり少なめに摂ります。カロリーで言うと200~400kcal、腹三~四分目ぐらいでしょうか。ぼくの場合、昼ご飯や夜ご飯と同じ量を摂取しても、消化に倍近くかかるような気がするからです。
これでなんとか食事をしても眠くならず、集中力を維持できると感じます。

そして昼。昼は会社で仕事ですが、これまた、昼ごはんを食べ過ぎると、眠くなります。食べる量が多ければ多いほど、眠く感じる時間も長引きます。とはいえ、昼は500~700kcalぐらいと、朝よりは摂ります。このくらいであれば、特に食後眠くなることもなく、仕事に集中できます。

午後、昼ご飯が500kcalぐらいだと、夕方には確実におなかが減ります。朝とは消化スピードが違うようです。そこでいわゆる「3時のおやつ」的な間食を、200~300kcal程度摂ります。
これで夜ご飯まで持ちます。

最後に夜ですが、だいたい7時から8時ぐらいに、空腹が気にならない程度に摂ります。400~600kcalぐらいでしょうか。
1日に換算すると、1300~2000kcalぐらいですね。デスクワークがメインならこんなものでしょう。若干少なめかもしれません。あえて若干少なめにしたほうが、「集中力が高く保てると感じられる」はずです。どうやら、科学的に、飢餓状態になると、人は生命の危機を感じることから、集中力や記憶力が高まるのだそうです。

目標達成の近道は、数値管理

これに関連して、勉強に限らず、何かを達成したい場合には、数字で管理するようにします。意識しやすいもので意識することが、深層心理のようなところで、モチベーションを高く保つのに有効なのです。

たとえば「レコーディングダイエット」。毎日体重計に乗るだけで、暴飲暴食や体重増になる食生活を改善できます。「やせなきゃ」ではなく、「5kg減らさなきゃ」と具体的に意識するだけで、脳はがんばれます。

もうひとつ例を挙げます。
資格試験の勉強をしているなら、模擬試験を受けるのが実力アップの近道です。出来不出来はあまり関係ありません。「制限時間内」に、「採点」をして「順位を確認」することで、目標をはっきり認識できるようになる。これが重要です。試験に慣れるという意味よりも、数字で自分を測り、具体的に意識するということことのほうが重要です。

人生は勉強の連続です。学歴や試験だけではありません。仕事に必要なスキルを身につけること。新たに挑戦するスポーツの型を習得すること。子どもが生まれて子育ての方法を手探りながら学んでいくこと。などなど。
生まれてから死ぬそのときまで、学びが終わることはないので、よりよく学ぶにはどうしたらよいのかを考えることはとても有意義だと思います。

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