洋楽メタルファンが聴く「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い」キバオブアキバ | やぎおインフォ  
   
               
   

洋楽メタルファンが聴く「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い」キバオブアキバ

watamote

『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い』というアニメのオープニングを飾るテーマソングです。
このアニメを超簡単に説明すると、
「ラノベが原作の、モテたいと思っている地味系女子高生がコミカルに恋愛を追究していくというお話」です。

結構な話題作ということもあり、このテーマソングはさまざまな層に聴かれたはずです。実際に聴いてみると、いわゆる今っぽい、日本の(←ここが大切)メタル&メロコア系のサウンドのつくり方。
成分を無理矢理分析してみると、

マキシマム ザ ホルモン40%
Killswitch Engage15%
Bullet For My Valentine15%
Stonesour15%
Linkinpark(初期の)15%

こんな感じでしょうか?

全体的な特徴としては3つ。

  • ドラムの音数が多く派手。ぼくの場合、ドラムの派手さというキーワードでまず頭に浮かぶのはSlipknotのジョーイなのですが、この曲のドラミングを聴くと、かえってジョーイのドラミングがいかにすごいかがわかってしまいました(微妙に本末転倒な気持ちに)。
  • ベースの音数も多くて派手。
  • アニソンシンガーの鈴木このみがボーカルを担当。今では珍しいことではないですが、こういうアニソン・声優系はメタルサウンドになじみやすいですね(少なくとも日本人の耳には)。

洋楽メタルやデスボイス・シャウトを聞き慣れた人間からすると、エクストリーム感というか、エッジが甘く仕上がっている部分に不満が残って、もっと突き抜けてくれたらなと思ってしまうのですが、本作は人気アニメのオープニング使用曲、というか、このオープニングのために作曲された曲だと思うので、この位の甘さがちょうどいいのかもしれません。
「けっ! こんなのメタルじゃねえよ」とか言うつもりは全然ありません。むしろぼくは好き嫌いで言えば好きなほうです。どこかで聴いたことのあるリフ、コード進行、ドラミング、メロディが、しっかりと曲としてまとまっていて、安心して聴ける曲だなと思っています。

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