ぼくは本が好きです。最近では、Kindleで電子書籍を買うことも増えました。紙・電子を問わず、本というメディアが好きで、文字情報を読むのが好きです。小説も、評論も、ノンフィクションも、マンガも。
だから、本を安く買えるという情報には敏感になります。
実際のところ、新品の本が安く買えるというのはほとんどありません。取次を通す本は価格協定という仕組みが生きていて、値下げができないからです。
ですが、タイトルにも書きましたが、クレジットカードとポイント付与システムを組み合わせると、実質的な本の値下げが可能です。
ここでは、ぼくが使っているヨドバシカメラのクレジットカード兼ポイントカード「GOLD POINT CARD +」の話をします。ヨドバシ以外にも、少なくともAmazonと楽天はオンラインショッピングに直結するクレジットカードをやっていて、同様の仕組みがあると思うのですが、ぼくは使用していませんので語りません。
まず、ヨドバシ.comでは、原稿執筆現在、書籍や雑誌などを1,157,419点ラインアップしていて、ネットから注文が可能、送料無料、ヨドバシ専用便で当日~翌日配送(ポストに入るものはポスト投函)というすさまじくユーザーフレンドリーなサービスを展開しています。
ここで扱っている書籍は、すべて3%のポイント還元が付きます。
そして、専用クレジットカードGOLD POINT CARD +ですが、このカードで支払いをすれば、1%余分にポイント還元をしてくれます。つまり合計4%の割引きです。お得感ありますよね。
「何%値引き」「ポイント還元」は具体的な金額で考えましょう
ですが、下のように、値引き額を算出してみるとどうですか?
表示価格 | 値引き後 | 値引き額 |
500円 | 480円 | 20円 |
1,000円 | 960円 | 40円 |
2,000円 | 1,920円 | 80円 |
3,000円 | 2,880円 | 120円 |
4,000円 | 3,840円 | 160円 |
5,000円 | 4,800円 | 200円 |
10,000円 | 9,600円 | 400円 |
100,000円 | 96,000円 | 4,000円 |
1万円買って400円の値引き。正直微妙じゃありませんか? いや、安く買えたほうがいいに決まってるんですが、何%値引きとか、ポイント還元とかいう言葉に踊らされるほどの金額ではないな、と思います。
たとえば、書店に足を運んでいて、その場で「おもしろそう!」と思った本があったとして、それをメモっておいて、あとからポイントの付くネットショッピングで買い直すほどクリティカルな値引き幅でしょうか? いや、実際そういう人が増えているらしいじゃないですか。
ぼくにはそこまで手間をかけるべき金額差には思えないんですよね。どう思いますか?