天童荒太原作、大石静脚本、松雪泰子＆伊藤淳史主演のサスペンスドラマ『家族狩り』が放映開始しました。
http://www.tbs.co.jp/kazokugari/
第1話を見て驚いたのは、その画面から伝わるすさまじい大物感です。安定した演技力を備えたキャスティング、視聴者を釘付けにするカメラワークと絵づくり、時を忘れさせるテンポのよいカット割り。
天童荒太による第1話の感想が公式サイトにありましたので、一部引用します。
まず映像にキレがあります。
人物と場所のバランスが絶妙で、演技の密度が濃く、画面の隅々まで充実した感覚があふれています。
スタッフ、そしてキャストの皆様が、妥協を排して、力を尽くされた成果だと思いました。
監督をはじめ、撮影、照明、美術、音効の仕事は非常にレベルが高いと感じました。
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アップがとても的確に撮れているのも、すぐれた才能と技術の高さのあかしです。
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求められているものを、深く、遠く、見通して、もてる才能を、作品にフルに捧げている俳優の方々の力量に、あらためて感服し、かつ、堪能しました。
ほめまくりです。しかも褒め言葉がかなり巧みで、さすが小説家といったところですね。
ちょうど本日日曜の14時に再放送があったようです。見逃し配信をTBSオンデマンドで実施するようですが、324円だそうで……。数日間は無料にしてもいいのではと思います。
http://tod.tbs.co.jp/item/3448/
幻世(まぼろよ)の祈り―家族狩り〈第1部〉 (新潮文庫) | |
 | 天童 荒太 新潮社 2004-01-28 |
