社会人のマナーと品格は小泉孝太郎から学べ!ドラマ『ペテロの葬列』 | やぎおインフォ  
   
               
   

社会人のマナーと品格は小泉孝太郎から学べ!ドラマ『ペテロの葬列』

『名もなき毒』のときからそうだったんですが、この宮部みゆき原作のサラリーマン探偵「杉村三郎シリーズ」のドラマ2作は、小泉孝太郎の育ちのよさが現れているんでしょうか、所作や人との接し方に品があってすがすがしいです。現在放映中の『ペテロの葬列』も、ストーリーのおもしろさとはまた別に、彼の品性から学べる、教養番組的アプローチでも見ることができるドラマだなと思っています。

小泉孝太郎の所作は、ある面では「古き良き」なものを感じさせるものです。でも実際彼のような人間が会社にいたら、現代でもかなり重宝されるはずですし、出世しそうです。
役作りでやっている部分もあるでしょうが、とにかく見習うべきところがあります。いくつかピックアップしてみましょう。

人と話をする際に、けっしてあごを上げない

常に下手に出ていますよと、さりげなく相手に伝えているように思います。

必ず背筋を伸ばしている

しかもそれが自然に身についているように見える。ポイントが高いですね。背筋を伸ばして歩く姿、人と接する姿は、相手に好印象を与えることは間違いないです。

身振り手振りを大げさにしない

これも自分を品よく感じさせるポイントになるんだなと思いました。しかもそうした動作に少し時間の余裕を感じるぐらいのていねいさが出ると、なおさら印象がよくなるんですね。

ニュートラルな表情が「笑顔マイナス1ぐらい」

ここはかなり重要なポイントかなと。彼の目元は涙袋が大きく元々笑顔寄りですが、それでもニュートラルな状態で少々口角が上がっているように見えます。でも、笑顔に必要なほどは上がっていないようです。
ぼくはよくニュートラルな表情が仏頂面、無表情と言われます。かなり悩んで自分の表情を研究しましたが、やはり口角が原因でした。口角が下がっているのがニュートラルな表情になってしまっていたのです。彼のニュートラルな表情には学ぶところがあるなと思います。

語り口がソフトで落ち着いている

外見の印象もさることながら、実際にコミュニケーションをしてみて、語り口がソフトであれば、品のよさが確実に印象付けられるでしょう。

顔かたちのパーツを小泉孝太郎と同じにするわけにはいきませんが、所作なら努力すれば真似できるようになりますよね。ぼくもずいぶん対人関係で苦労をしてきましたので……、自分の仕草や態度の矯正のために、このドラマを見ています。いや、もちろんストーリーもおもしろいので、純粋な楽しみとしての意味もありますよ。

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